環境色彩デザインを考える人へ

2017年11月23日木曜日

色彩を体験するための「装置」について

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ちょうど昨年の今頃のことですが、母校、武蔵野美術大学基礎デザイン学科の50周年記念展 【デザインの理念と形成:デザイン学の50年】 に出展した作品を +tic の鈴木陽一郎さんに撮影して頂きました。 この展示に合わせ、解説書として作成した色彩の手帳にとても大きな反響を頂き、当...
2017年9月27日水曜日

色彩計画において、複数案を提示する理由

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長く色彩計画に携わってきた中で、よく尋ねられたり要望されたりすることの多いこととして、「デザインなのになぜ幾つもの案を出すのか」「今回時間も予算も少ないから、1案だけでやって欲しい」等のことがあります。 私自身は、学生時代から今の会社でアルバイトをしていたので、実はさほどその...
2017年6月26日月曜日

同じ(ような)色でも評価の異なる理由について

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「色は(検討・選定に関して)パラメータが多すぎる。」 とある照明デザイナーの方に(…何度も)言われた言葉です。パラメータとはコンピュータ―用語で「プログラムの動作条件を与えるための情報」などと言われ、なるほど、情報がデジタルに変換される照明の世界においては、正確に光を制御し...
2017年3月3日金曜日

建築・土木設計を学ぶ学生のための色彩学⑱-かたちや空間に色を与える意味とは?

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たまには、いきなり結論から参ります。 かたちや空間に色を与えることは、空間や環境認知の手がかりをつくるためではないか、と思うのです。 とあるプロジェクトの会議の際、設計者の方から「そういえば、東雲にカラフルな天井ありましたよね」と言われ、確か写真を撮っていたなと思い...
2016年12月22日木曜日

【色彩の手帳】についてのご案内

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【色彩の手帳について・お知らせ・再々 】 ニューショップ浜松 での販売、おかげ様で店頭・オンライン共に大変多くの方にご利用を頂いており、誠にありがとうございます。 併せて、2017年2月9日より代官山蔦屋書店様にて取扱いが始まっております。有難いことに、 建築フロアに平置...
2016年10月20日木曜日

ナミイタ・ラボでのこと。

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-寄せては返す波のように、心には還りたい場所がある― 敬愛するアーティスト、山本基さんが 2015 年冬に銀座で開催された 「原点回帰」展 でこの言葉に出逢い、以来このフレーズがずっと心に残っています。 山本基さんは塩を使ってインスタレーションを行います。はじめ...
2016年6月19日日曜日

建築・土木設計を学ぶ学生のための色彩学⑰-俯瞰して、関係性を構築するということ

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昨年度から大学の非常勤が前期に集中し、水・木曜はほぼ終日、本業(実務)で使う脳とは異なる部分・体力・気力…を駆使しています。 この数年、学生と話をしていて 薄々感じていたことですが、今年ははっきりと「ああ、これがデジタルネイティブ世代ということか」と感じる場面が多く、色彩の体感...
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自己紹介

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Yukie Kato
色彩計画家/環境色彩デザイン/いろでまちをつなぐ/MATECO代表/色彩の現象性/まちあるき/ART/武蔵野美術大学・静岡文化芸術大学非常勤講師/港区・山梨県・八王子市景観アドバイザー/10YRCLUB/箱好き/土のコレクション/舟越桂
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