都市計画の方針や今後5年間で重点的に整備を行う地区の概要などを市政府の方に詳しく説明して頂き、現地をくまなく見て回りました。
無錫は運河のあるまちで、歴史的建造物も数多く残されています。アジアらしいしっとりした風情を感じることが出来ました。その紹介もおいおいしていきたいと思いますが、今日は最終日の上海で出会った色彩をご紹介します。
夕方5時近くに上海入り、翌日昼には飛行場へ向かわねばならずという、乗り継ぎのための滞在でした。何時に上海に着けるかもわからなかったので、全く下調べもしていなかったのですが、夕方まだ明るいうちに到着できたので急いでカメラを持ってまちへ出かけることにしました。
外難界隈には花が溢れていました |
雨に霞む夜景も中々でした(…負け惜しみでなく) |
雨の日にしか見ることの出来ない景色(…負け惜しみでなく) |
ザーサイ入り塩味麺・8元(約100円) |
…さて本題。
雨の中めげずに散策していたら、高い位置に花が飾ってある台をみかけました。床に白線が引いてあって、何かを置くスペースかなと思い歩いていくと…。
まちで見かけたプランター兼自転車置場 |
こうしてある機能が別の役割を担い、機能を必要としない場合にも“いかにも設備っぽくならない”というデザインはとても洒落ていて、植物を組み合わせることでまちに彩りを与える要素となり得るなあと感心してしまいました。
設備はとかく不恰好で、隠しておきたい、或いは真っ先に修景の対象として挙げられる要素、とも言えます。如何に不恰好でない駐輪場をデザインするか、という時。根本とも言える“自転車を見苦しくなく停めて置ける場”を構築することが重要なのだということに気付かされました。
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