代表を務めております素材色彩研究会MATECOでは、今後どなたでも参加可能な勉強会を開催していきます。
来る5月12日(土)、記念すべき第一回目は、『環境色彩デザイン-選定の論理-』とし、周辺環境の調査や上位計画、設計のコンセプト等から導き出される色彩デザインの方法論について、CLIMATスタッフがレクチャー及び進行役を務め、参加して下さる方々と議論する会にしたいと考えています。
環境の色彩にご興味のあります方、是非ご参加下さい。
詳細はこちら。
MATECO設立以来、益々様々な分野の方と素材・色彩について話をする機会が増えています。
昨晩も建築設計やランドスケープデザインを専門とする方々と、『文脈や論理を超えた、クリエイティブな創造としての色彩表現の可能性』というテーマで話をしたのですが、設計者の方々が普段の実務の中で如何にして『色を積極的に使ってみよう』と考えていらっしゃること、本当によく耳にします。
色を自由に使ってみたい、この環境や空間にほんの少し色があってもいい、何か色が欲しくなる…。
そうした発想の際のエネルギーはもちろんそのままの形でダイレクトに表現されるわけではなく、何よりもクライアントの意向や維持管理などの観点という様々なフィルターを通し精製していかなければ、実現することが困難です。
そうした困難な過程を経てもなお、ハッとさせられるような印象的な色彩の体験を誰しもが心の底では望んでいるのかも知れない、と思うことがよくあります。色々な方のそうした体験を紐解いていくだけでも、そこから様々な可能性が見えてくるような気がしており、そうしたインタビュー企画も練っていかなければ、と考えています。
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